CHAINSAW ART PRO JAPAN

2004.3.5


USA リッジウエイ ランデビュー2004 奮闘記 NO.2

リッジウエイは人口5千人程度のこれといった特徴のないちいさな田舎町だが、このランデビューの期間は世界中からやって来るカーバー、ボランティアスタッフ、取材陣、大勢の観客達でふくれあがる。
会場である消防署のグラウンドやアイスカービングの裁判所前は、町の目抜き通りにあり、そこをおが屑だらけのカーバー達が、買い物や食事などの移動でウロウロと行き交う。リッジウエイの人たちはそんなカーバー達に「リッジウエイにようこそ!」「楽しんでいますか?」「来てくれてありがとう!」などと声をかけてくれる。
街の様子も三年前と比べると、かなり変わった。郊外店にお客をとられ、閉店している店も多く寂れた様子だったが、今は街路や各店舗に様々なチェンソーアートが飾られ、街全体でチェンソーアートを楽しんでいる様子が伝わってくる。
今や日本のカーバーたちの憧れの地となりつつある。

写真をクリックすると写真を少し大きく見ることができます。

27日、今日から本格的にカービングが始まった。さっそくアイスカービングをする。このイベントは木彫の他にアイスカービングをおこない、メイク・ア・ウィッシュと平和を祈る。
日本人はケイジの他、栗田親子と梶谷君がアイスカービングをおこなった。
27日、アイスカービング会場は夕方6時に点灯式が行われ祈りが捧げられる。寒いが美しくどこかメルヘンチックである。 27日、アイスカービングが終了すると木彫が本格的に始まる。日本人グループでアイスカービングに参加しないメンバーは既に午前中から彫り始めている。
今年の作品は結構大きい。
27日、ケイジはTレックスを仕上げていく。子供達に人気がある恐竜をリアルに再現することによって子供達に喜んでもらうのと、インパクトのある作品で他国のカーバーに日本の次期大会をPRする目的を持つ。素材はホワイトパイン。今回は天気も良く、暖かく最高に気分がイイ。
27日、ケイジは途中でTレックスから出た木片で羽(フェザー)を彫ったり、近くに転がっていた細めの丸太でクマを彫ったりした。
 写真後方にはオランダのプロカーバーでドルマーマキタの契約カーバーたちが見ている。彼らもチェンソーアートEXPO2005にエントリーしてくれる。
27日、夕食会場のレストランには、多くのカーバー達が集まった。カーバーと地元の有志で250名を越えているであろう。再会を喜びあうカーバー達で会場は盛り上がる。 27日、夕食会場にニューヨークのマスターカーバー、マーク・タイヤーさんが奥さんと一緒にやってきた。彼とは毎年シネックスビルのコンペで会う。素晴らしい人柄と彼の彫る動物は最高のデザインである。今年もたぶんシネックスビルで闘うことになる。 27日、夕食会場で記念撮影。中央後ろの紳士はリッジウエイのメイヤー(市長)。遠方、海外から来たカーバーたちを歓迎してくれる。


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