チェンソーアート・ジャパン
ドイツの旅 2006

6/3
コンペ初日
今日も朝から快晴。コンペティション初日である。朝5時に起きてシャワーを浴びる。まだできたてのシャワールームはきちんと水圧があるお湯も出るし清潔だが着替える場所がない・・・。カーバーは寝静まっていて起きる様子がない。本当に始まるのだろうか・・・。

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朝9時、やっと朝食。やはりチーズとハムとパンだけ・・・。このカーバーはチームドルマー(マキタ)の選手である。 マイケル(ミシャエル)と再会。マイケルはドイツでコマツゼノアを販売しているディストリビュータだ。 今回マイケルが新品のG3300を提供してくれた。バーとチェンは日本から持っていった。やはりこれがないとできないディテールが多い。 ハスクバーナ575XPを使ってみる。これはまさに次世代チェンソーだ。軽くて高回転高トルク。しかも排気ガス規制対応品である。日本ではまだ発売にいたっていないようだ。
その他使わせてもらっている455、346XP、339XP。どれも最新型(06モデル)だ。 もう一台、395XP。こいつがないと仕事になりませんぜ。これも06モデル。 コンペスタート!まだ観客はいない。今回のコンペは木の大きさがまちまちで安全ネットは張られていない。 木はジャーマンオーク。レッドオークやブラウンオークに似ている。削ってみた具合ではオークの中ではさほど硬くない方だと思う。
日中、徐々に観客が増え、最終的には1千人は来ただろうか。ものスゴイ数の人が入る。1名4ユーロ(約600円)の入場料をとっている。 午後、1日1回のクイックカービングがある。木はポプラ。1時間15分。作品はオークションにかけられ、100%カーバーにバックされる。 例によってシカを彫る。シカはこの地域でもたいへん人気だそうだ。木片を飛ばさないようにやるのはかえって難しい。 終了後オークションに作品をかける。私のシカは150ユーロで売却された。たぶん1番値が高かったと思うが、それでも2万円強である。ちなみにホリクマオさんが落としてくれた。

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