チェンソーアート・ジャパン
ドイツの旅 2006

6/1
初日の活動

アンドレアスが彫った
イノシシ
初日の今日は、朝から雨でとても寒い。ときおりみぞれが降る。とても6月とは思えない。
朝食をいただいて会場へ。そこはカービング場でもあるが、同時にアンドレアス夫婦にとっての職場であり、森林警備隊:フォレストレンジャーの施設でもある。
今日はその施設の一部や景観をレポートする。

             ↓下の写真をクリックすると画像を大きく見ることができます。↓
ここがその施設。もちろんハンドカットのログハウスで、アンドレアス氏が建てたものだ。随所に工夫が凝らされている。 今回新設のトイレ。薪置場を兼ねている。
日本人は男女を間違えやすい。男が「Herren」で女が「Damen」である。
この施設で使用されているコンロ。一番右に薪を燃やし、真ん中の3つの扉がグリル、煙突のようなものは薫製用、裏にお湯が沸く。 ゴミ箱も全て木製。これは良いアイディアだ。難点は重いこと。
アンドレアス氏の本業は森林警備隊員。フォレストレンジャーだ。普段はパトロールや森林維持作業、そしてネイチャーガイドや猟もやる。 アンドレアス氏は子供達にも森林の素晴らしさを教える。スーパーチェンソーアーティストだ。
彼の車は何とスズキ・サムライ。ジムニーの輸出仕様だ。フォレストレンジャー御用達である。 このあたりの家庭ではごく普通のシカの角のフック。当然全て本物である。
先日も同じことを書いたが、天然菜種油を生産するための菜の花畑がとても美しい。 日が照ってきた。そうなると少し暖かくなる。しかし寒い。 菜の花畑の下は一面のジャーマン・カモマイルに覆われていた。 野草としてビオラの原種らしき花が普通に咲いている。
日本がお手本にしたと言われる「黒い森」のドイツ。
比較的平らなのでこれなら作業効率も全然違う。
また、林道が美しい。歩いても楽しい。 会場には冠スポンサーのハスクバーナ他、国旗もたった。 コンペではこの木を使わせてもらうことになったがドイツオークはたいへん硬いらしい。またこんなサイズを3日間でやることになろうとは・・・。
ハスクの新しい機種を使わせていただく。今回は私のスポンサーであるコマツゼノアに特別許可をいただいた。 冠がハスクさんの大会なので、招待選手は当然ハスクさんを使わなくてはいけない。ハスクさんは私がコマツゼノア提供と知っていて招聘をOKしてくれた。両社に対し、寛大な配慮に感謝しています。 丘の上にあるレストランでコーヒーブレイク。
ケーキも食ってしまった。
しかし旨いチーズケーキだ。USAのものと比べられない。しかし乳製品が多い。お腹がゆるい・・・。
そのレストランから見える美しい風景。まるで写真の中にいるような錯覚がおきる。
お腹がいたくて苦しいが、何とか歩く・・・。
これがユーロだ!初めて触った。今回、1円も両替していかなかったため、一文無し状態だったが、コンペ後に支払われるであろう賞金と経費を前借りすることに。カッコワルい・・・。
これもまた美しいお店が並ぶクリスマスマーケット。8キロに及ぶお店の列にはクリスマスシーズンともなるとスゴイ人だそうだ。この中には今後の商売ネタがワンサとあった。 アンドレアス家に帰ったら独立している息子さん(2人兄弟の末)が来ていた。
一緒に夕食をいただくが、チーズとハムのドイツ式。毎食である。覚悟はしていたので今のところ問題ない。
これが今日のビール。このメーカは大会のスポンサーでもある。日本のビールにたいへん良く似ている。
毎度同じような内容ではあるもののUSAの食事に比べとても美味しい。
このビールメーカは大会スポンサーである。
我々がステイさせていただいている部屋。快適だが寒い。

さあ、寝るとするか。
今は夜9時半であるがまだまだ外は明るい。

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