チェンソーアート・ジャパン
チェンソーアーティスト
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チェンソーアート・チェンソーカービングとは!?

「チェンソーカービング」とは一言でいうと「チェンソーを駆使した彫刻」を指します。
「チェンソー(チェーンソー・チェインソウ)」は木を切る道具であり、鎖状の刃をエンジンもしくは電気モーター、またはエアーの力で回転させて物を切断するための道具です。(動力式ノコギリ)
チェンソーカービングの材料となるのは「木」や「氷」で、私たちチェンソーアート・ジャパンでは主に木を使っています。その木(主に丸太)を数種類のチェンソーだけを使用し、彫刻作品を生みだしていきます。
また、作品だけでなく、制作過程をエンターテイメントとして楽しんでいただいています。
彫る姿そのものをチェンソーアート・ジャパンでは「チェンソーアート」と定義付けています。
たいへん危険な作業でもあるため「世界で一番危険なアート」とも呼ばれています。
「チェンソーアート」=「ワイルドなエンターテイメント」と言われます。

「チェンソーカービング」は人によっては「チェンソーアート」とも言われ、それをおこなう人を「チェンソーアーティスト」または「チェンソーカーバー」と言います。

アメリカやヨーロッパ、カナダ、オーストラリア、そして日本で主に盛んですが、あまり知られてはいませんが東南アジア諸国や南西諸島にも多くのチェンソーカービングが存在しています。

日本では愛知県北設楽郡東栄町が西暦2000年記念イベントをきっかけにアメリカン・チェンソーカービングの技術を導入し、その指導をしたのがMASTERS OF THE CHAINSAWのブライアン・ルース師です。それらを弊社主任彫刻家のケイジが当時勤務していた組織で企画立案し、東栄町から委託を受けてプロデュースしました。
(それより以前にも、国内で彫刻家の方やログビルダーの方たちが自己流でチェンソーによる彫刻をされています。)

基本的にはチェンソーだけで仕上げまで行いますが、最近では他の電動工具(ハンドグラインダーやサンダー等)や鑿(のみ)・彫刻刀を使用し、作品仕上げを行う人が多くなっています。



チェンソーカービングの環境性・イメージ

よく言われるのが、チェンソー自体のイメージの悪さです。伐採道具であり、石油燃料を使用し、環境破壊のイメージが強いです。場合によってはホラー映画を連想される方もいるでしょう。たしかに荒々しい道具で、そのイメージは拭いきれません。でも、使い方によっては人命救助や森林再生の道具でもあるのです。
私は、このチェンソーを使用して木彫刻を行い、木を無駄にしないというコンセプトで取り組んでいます。特に間伐材利用(杉材)の木彫刻は今の社会にはうってつけです。わざわざ、大切な森林を伐採して彫刻するのではなく、森林を育てるために切られたり、やむを得ず切られた木を使用します。また、製材などに向かない木をあえて購入し、使用することで、その費用が森林を守ることに活用されます。
今の時代はその植えられた木を素早く、数多く利用する必要があり、それにはチェンソーによる彫刻が最適なのです。
・・・・いつかはチェンソーを使わなくなる日が来ると良いなあと個人的には思っています。(ケイジ個人意見)



チェンソーカービングの魅力

     芸術性とともにスポーツ性が高いエンターテイメントである。
     スピード彫刻である。見せることができ、従来の彫刻よりも早い。
     丸太を活かしたデザイン、自然派志向にうける。
     ほどよい経済サイクル、環境循環である。
     地域密着型のソフトウエアである。
     国際的技術の修得、新技術開発が可能である。
     関連産業界にとっては新規需要層である。   等



チェンソーアートが持つ3つの要素

●エンターテイメント性
 ・音、姿、創造性を奏でるアクションにより、集客力が高く、派手。


●社会性
 ・幅広い年齢層の生きがい創出(多世代交流型、15〜80歳ぐらいまで)
 ・新規事業、ベンチャー要素があり、話題性も高い(副収入源、商品開発)
 ・エコロジカル(資源リサイクル、国土保全、森林保全)
 ・関連業界の多様性(機械、飲食、油、農林、運輸、宿、マスコミ、広告 等々)
 ・グリーンツーリズム(山村都市交流の実現、体験型観光、交流人口増)
 ・まちづくり(芸術、ディスプレイ、空間演出、観光スポット)
 ・性別を問わない新分野
 ・教育(正しい情報、木を切る・使うことの重要性をPR)
 ・文化(既存の芸術枠、美術枠にとらわれない自由な活動)

●パーソナル性
 ・余興、趣味創出
 ・作品創造の喜び
 ・世界に二つとない個性表現
 ・個人収入アップ
 ・仲間、友人増

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