有限会社チェンソーアート・ジャパン
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2004.7/25 更新
CHAINSAW ART JAPAN USA2004夏期 旅紀行
7/22〜24 カントリーフェアレポート 編 など |
7月22日 木曜日 我々がショーをおこなうカントリーフェアを今日はレポートする。マスター・ブライアンがショーに行っているオレンジ・カウンティ・フェアに出かけた。カントリーフェアには、ステイツフェアというのが一番大きくて州単位である。次にカウンティフェアが郡単位、小さなモノはコミュニティフェアで町村単位である。オレンジカウンティフェアはニューヨーク州にある1つの郡である。カントリーフェアというよりシティフェアであるが・・・。内容はほとんど一緒である。 このようなイベントは毎年アメリカ各地で初夏から秋にかけて行われる。これも1大産業といっても過言ではないほど盛んである。日本で言えば納涼夏祭りと行ったところか。その中には4Hクラブなどが主催する家畜の品評会などが必ず中心となっている。そのイベントの多くにMASTERS OF THE CHAINSAWが出演を依頼されているが、最近ではそれを真似た素人カーバーが安い金額もしくは無料でショーをとってしまうため、たいへんである。一端予算がカットされると復活しにくいのは日本と同じである。たとえ、1回でも質の悪いショーを入れてしまうと次の年からはチェンソーアートブースそのものがなくなってしまう可能性も高い。お客さんからは「なんだ、チェンソーアートってたいしたことないね。」なんて言われてしまう。たとえMASTERS OF THE CHAINSAWに再依頼しようと思っても予算が下がってしまい結局外されてしまう。それでも、イベントの多くはMASTERS OF THE CHAINSAWのショーの価値を高く評価しているためニューヨークステイツフェアをはじめとする巨大イベントは全てMASTERS OF THE CHAINSAWにしか話しが来ない。 とにかく仕事としてチェンソーアートを、チェンソーアーティストを育てていこうと思うとたいへんな苦労である。 このあたりのビジネス的な詳しい話しはいずれ数年後、本でも書こうと思う。 チェンソーアートをビジネスとして捉えて行きたい人のためにフォーラムでも企画しようか・・・。
7月23〜24 金〜土曜日 昨夜からの雨が降り続き天気は良くない。ビリーさんのモーターショップでRVが直っているハズなので、とりに行った。ところがまだ、タイヤがはまっていない。完成は明日になるという。足回りが全然良くなくて、部品取り寄せに時間がかかったそうだ。サスペンション、ブレーキなどが限界だった。つまり次の長距離旅ではブレーキが故障して、大事故にもなりかねなかった。 とにかくアメリカの田舎では予定通りに物事が進まないと思った方が良さそうだ。それも修行のうち。 そして今日は注文いただいていた「龍」を彫ることにした。しかし、彫りはじめて約15分で大雨になってしまい、明日に持ち越し。夜、ディナーをJENとZACKとともにレストランへ。ブライアン師は今日もオレンジカウンティフェアでショー。夜中12時30分頃帰宅する。 明くる日、ついにRVが完成。注文の「龍」を彫り終えて、チェンソーを10台ほど整備して、RVに明日からの旅の用具を積み込んだ。またまた、夜ジェンの家に行きディナーをご馳走になり、久しぶりの我が家であるRVに泊まった。
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