2003年 チェンソーアート 
アメリカ滞在日記 冬編

その4

LOWE'Sテネシー州レバノン
2003年12月19日〜21日
再編集日:2005年7月5日

再編集
CHAINSAW ART JAPAN
http://www.chainsawartpro.com
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19日 今日も朝からどんより曇っている。どうやら今日は寒く雪がふるらしい。今日から3日間のデモの始まりだ! 朝一番でさっそく定番デザインを彫る。
午前中はこの作品とこの制作過程で出た破片でフェザーを2つ制作。計3つ。
LOWE'Sレバノン店のマネージャーのトロイが誉めてくれた。 隣にある自称この町一番のレストランへランチタイム。そこのデザートを紹介。チョコレートクリームパイであるが、メレンゲがたっぷり乗っている。この手のケーキは苦手なのだが結構美味しい。
午後から雪が少し降るが、ケンタッキーほどではない。お客様も結構見てくれる。
LOWE'Sの社員も次々と見にくる。
午後からの制作は少し目立つものをと考え鹿と鷲にした。
丁寧に制作したので3時間もかかってしまった。
この木はホワイトパイン。たいへん柔らかい。しかし多くのアリが入り込んでいて穴だらけだった。
今日は計4つの作品。
1つ、フェザーがランチタイムに消えた。盗まれた?
20日 今日は快晴!
土曜日でクリスマス前とあって、人では最高である。
今日最初に制作した定番のウエルカムベア。天気が良いので着色して虫の穴を目立たなくする。これで約1時間30分。
この後フェザーを制作。
ケンタッキーでもそうであったが以外とイルカが人気。今日3つ目の作品。 先日までに制作して売れ残っていたものを少しづつ着色。全てLOWE'Sで売っているカラースプレー。これら作品は全て本日完売でした。 定番のフェザー。制作時間5分。ネイティブアメリカン系の人に人気。今日4つ目の作品。
今日最後の作品。イーグルとベア。これも定番です。 21日 今日も快晴!朝から2体を塗装。今日は日曜日なので午前中は教会に行く人が多くお客は土曜日に比べて極端に少ない。 今日の最初の作品はオーダーでブルドッグを彫る。しかも2頭。
初めて彫るので実物にも来ていただいた。
エイコはブルドッグをたいへん気に入ってしまい、今度犬を飼うなら絶対ブルドッグだと言っている。
顔の表情がかなり難しかった。何とか2時間で塗装まで終了。大喜びしていただいた。世界でたった一つのケイジオリジナルブルドッグ・インテリアだから。
ご注文をいただいたランチェスター家の方々と記念撮影。 今日の2作目はイルカ。
今日の3作目。制作時間1時間。このあと2つフェザーを彫り、今日も計5つ彫った。

これで今期のLOWE'Sでのショーは終了。今回分かったことはアメリカも不景気で全ての価値が下がってきているようだ。LOWE'Sでの扱い商品もほとんどが中国製となり、素晴らしい照明器具ですら今や数千円で購入できる。ユニットバスですら3万円程度のものまである。
やはりMASTERS OF THE CHAINSAWのショーとしてチェンソーアートをおこなうことの重要性を痛感した。
LOWE'Sのマネージャーはたいへん喜んでくれる。これが商品の販売イベントではなくお客様サービスとしてやっているからなのである。 これからもプロとして依頼者のために質の良い作品&ショーで頑張っていきたい。
CHAINSAW ART JAPAN http://www.chainsawartpro.com keijikidokoro@hotmail.com